#13 vimでmarkdownのlive previewをする
こんばんわ。れいです。 タイトルの通り、 vimでmarkdownのlive previewをする方法を紹介します。
vim
- 言わずと知れたエディタ
Markdown
- 言わずと知れた軽量マークアップ言語
live preview
- 書いたMarkdownをリアルタイムでレンダリングする
vimはここで魅力を語るまでもない素晴らしいエディタです。
Markdownは簡単に装飾された文章が書けるのですごく良いです。
書いたMarkdownをそのままビジュアルで見れるのはハッピーです。
今まで
MarkdownのLive previewをしようと思ったら、
- Webサイト
- Mou
- TextMate
- reText
などの選択肢がありました。 これらは便利でしたが、やはり使い慣れたエディタでMarkdownをlive previewで書きたかったのです。
そこで
instant-markdown-d と vim-instant-markdown です。
instant-markdown-d
- node.jsで作られた、markdownをlive previewする用のサーバです
インストール方法
ターミナル上で
# gem install redcarpet pygments.rb
# npm -g install instant-markdown-d
※ Ruby, node.jsが入ってない人は入れてください。 brew install nodejs など。
たったこれだけで入ります。 起動してみましょう。
# instant-markdown-d
info - socket.io started
こんなかんじで、socket.ioが起動すればインストール成功です。 サーバがlocalhostの8090でLISTENを始めます。 PUT, DELETEメソッドを使ってmarkdownのupload、サーバの終了を行います。
vim-instant-markdown
vim-instant-markdownを入れると、vimでファイルを編集中に、 ほぼ自動的に現在のバッファをinstant-markdown-dにPUTしてくれます。 instant-markdown-dはsocket.ioで自動更新されるので、live previewを味わう事ができます。
インストール方法
個人のvimの環境によって様々なので、適宜読み替えてください。 例はこんな感じです。
# git clone git://github.com/chreekat/vim-instant-markdown.git
# mkdir -p ~/.vim/after/ftplugin/markdown/
# mv {vim-instant-markdown,~/.vim}/after/ftplugin/markdown/instant-markdown.vim
さあ、これでMarkdownなファイルを開いてみましょう。 正しくインストールできていればデフォルトのブラウザでlocalhost:8090が起動するでしょう。 もし起動しなかった場合は、ファイルを開いた時にfiletypeがMarkdownでない。などの原因が考えられます。 vim-markdownプラグインを入れるか、 vimrcに以下の様にかくといいと思います。
autocmd BufRead,BufNewFile *.mkd setfiletype markdown
autocmd BufRead,BufNewFile *.md setfiletype markdown
後は好きなだけMarkdownを書くだけです。 ちなみにgithub-flavored-markdownに対応してます。
余談
今回はvimの話をしましたが、instant-markdown-d があれば、 今流行の Sublime Text 2 でも markdownのlive previewが出来そうですね〜。 Thread使ってcurlでPUTすれば…?みたいな事も考えられますね。
それでは。